リーダーへの心得 (13)
- 革新は個性である。 (元花王 ヘアケア研究所長 本間意富)
組織ではなく、個人(リーダー)の強いオーナシップから生まれる。
※ 「場」とは、
共感と信頼にもとづく対話を通じて、新しい知が生み出される時空間である。
- 創造とは、未来に向かって新しい命題を生み出すこと。(バレンボイム/サイード「音楽と社会」)
- 「経営で一番大事なのは財務の理論などではなく、人間の感情だと思う」
(セコム 取締役最高顧問 飯田 亮)
- 「養生の第一は食物、それから、人間には楽観ということが必要である。 自ら求めて悲観しないこと、物事を苦にせざること、何事にあれ諦めて潔く断念すること、どんな難儀な事が起こっても、尽せるだけ尽くして、なに心配することはない、こうしておけばその内にどうにかなるだろうと考える。 (略) これが大切な養生である。 (三井物産をつくった益田 孝)
- 「認識においては悲観主義者、意思においては楽観主義者であれ」 (グラムシ)
- 楽しい職場を提供できる会社が、明日を変える。 (作家 高任 和夫)
- ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない。 (寺山 修司)
- 決算とは
ある一定の期間に会社がどれたけの利益を出したのか、それとも損失を出したのか、明確にするための計算だ。
- 私の経営の基本は、基本と原則に沿った正しいことをシンプルにしつこくやる、ということ。(ブリヂストン社長 荒川 詔四)
- マネジメントの目的は、経営者が従業員を引っ張り、利益を追求しいくこと。
- 遠藤周作は煙草について「無駄にみえても、その無駄が人間のうえに大切なような楽しみなのである」と書く。 (「けむりの居場所」幻戯書房)
- 「想像力は知識より重要」 (相対性理論のアルベルト・アインシュタイン)
- 「短期的な利益は、しばしば長期的な悲劇を生む」
(人類文明の危うさを説く化学者 ジャレド・ダイアモンド)
- 人間は、なんと知ることの早く、おこなうことの遅い生き物だろう !
(「ゲーテ格言集」 (新潮文庫))
※ 選ばれる企業とは、
一般的には顧客や地域社会などに信頼される企業を指すが、社員が誇りを持って働ける企業と考えている。社員に選ばれる企業ということだ。(一橋大学教授 伊藤 邦雄)
- 「リーダーの心構え」
先見性を持って構想を練り、勇気を持って一歩を踏み出し、先頭に立って、持ちこたえることです。 (東北工業大学理事長兼学長 岩崎 俊一)
リーダーへの心得 (14)
- 最もよく教育された者とは、人生のよいこと悪いことに最もよく耐えられる者だ。 (ルソー 『エミール』 岩波文庫)
- 「変化」とは「より本来の自分に向かって変化すること」であり、外見的には変化すると見えないことである。 (吉田 健一 『変化』 青土社)
※ サイエンスとは、自然を理解する作業
※ テクノロジーとは、それをアーティストとして折り合わせる作業。
(多田 富雄 『免疫の意味論』 青土社)
- 教育とは、大人としての生活を立派におくれるように子供たちに準備させること。 (バレンボイム/サイード 『音楽と社会』 みすず書房)
※ コーチングとは、答えを押しつけず、質問を通じて相手自身に気づかせる技術。
- 情報の真贋を見分けるのは、実はそれほど難しいことではない。本物の情報には本物でなければ出てこないような独特の雰囲気がある。
※ 「設計」とは特定の機能を発揮する「物事」を創造するプロセスである。
※ 在庫とは、販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金のこと。
- 「実力以上の仕事をすることで人は成長するもの」
最高の業績という目的からみれば、一見無駄に見える人間のつながりを築く作業か、実は大きくものをいうチームワークのダイナミズム (ヴーヴ・クリコ ジャパン社長 小山順子)
- 「私は恐れるのだが、天上の神が喜んできくのは、バッハでなくて、たぶんモーツァルトの音楽だろう」 (神学者 カール・バルト)
- 音楽とは何か? それを知りたかったら、モーツァルトをきけばよい。
(吉田 秀和 『モーツアルトを求めて』 白水Uブックス)
- 「酒の値段ほど正直なものはないのであって、酒は、洋の東西を問わず、値段の高いものほど、必ずうまいものであって、間違いはないのだ」(小林 秀雄)
- 即戦力とはすぐ結果を出すだけでなく、先を見据えた戦略を立てられることを意味する。(シャープ人事部長 深堀 昭吾)
- インサイトとは、マーケットつまり顧客や流通に関するより本質的で深い洞察、知見のことを意味する。 (すなわちアクションにつながる情報ということ)
- 「耳あるものは聞くべし。金ある者は使うべし」 (ゲーテ格言集 ・ 新潮文庫)
※ 優秀企業とは、資本コストを上回る付加価値を継続的に創出し続けている企業。
- ファッションは異性を誘惑する技 (フランス文学が専門の愛知淑徳大学教授 山田登世子)
- 「それなしでは生きていけないことを考えるのが哲学。」 (大阪大学副学長 鷲田清一)
- 研究者という職業
研究者は、人のやらないことをやり、人の考えないことを考える、ということを目標とするかなり特殊な仕事である。 (酒井 邦嘉 『科学者という仕事』 中公新書)
(注意:この資料は1990年代のものです)
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