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65歳のスケッチ

北村弘之

社会福祉士事務所

一般に高齢期の入口と言われる65歳を昨年迎え、この一年間過ごしてきました。継続している仕事があり、それなりのモチベーションもあるものの体力の衰えは防ぎようもないと感じています。多分同世代での人も同じ心境ではないでしょうか。題して、「65歳のスケッチ」です。

【自分の年齢と照らし合わせるテレビ画面】

若いころ、近所の高齢の人を見ても、自分の将来の姿は、まったく頭に思い描くことはなかったように思えましたが、すでに私もそのような年齢になってきています。テレビや新聞の報道に出てくる人の写真には必ず「年齢」を付記表示してあります。年齢表示は、見る側や読み手にはどのような印象を与えているのでしょうか。「歳が近いので、あなたも気をつけたほうがよい」といっているのか、また同性同名の人がいた場合、年齢で識別することに意味があるのでしょうか。

私の場合、どうしても自分の年齢に近い人が出てくると、無意識のうちに、画面の人物と自分の年齢を比較しているようです。そして、「自分も画面の人と同じように、年相応の顔になったのか」と愕然とすることがあります。若い時期はそのようなことはなかったように思えますが、年上の人には、「年相応の顔」で叱咤激励されたり、また年下には「年相応の顔」で叱咤激励していたのでしょう。やはり、顔は言葉と同様に威厳のある存在なのです。

今はどうかと言えば、自分で自分を叱咤激励する他ないのかも知れません。そのようなことを考えると、テレビ画面の年齢表示は必要なのかも知れません。

【歩くことは運動それとも移動手段】

私は身体を動かすことは、多分人よりは好きなのでしょう。それは、経験から体力や筋力もつくし、精神的にも効果的だと分かっているからでしょう。その延長でしょうか、私は自宅での掃除や洗濯などは’運動’とは言えないかもしれませんが、違った環境での「心の余裕運動」と思い、私の家事分担の範囲としています。

少年期には野球やサッカークラブで運動、学生時代はバドミントン、そして30歳半ばからゴルフです。そのなかでも、20歳半ばから継続しているものに「ウォーキング」があります。当初は運動不足を解消するためのものでしたが、ゴルフをラウンドするようになってからは、体力維持のためになりました。出張時には、シューズをカバンに持ち込み早朝に市街地をウォーキングすることも楽しみの一つになりました。また、米国に赴任中にも時間を見つけては、ウォーキングしていました。

しかし、一回あたりの距離は歳を追うごとに短くなっており、40歳代では1時間30分歩いたものの、50歳代では1時間になり、現在ではストレッチを含めて1時間。夏は炎天下を避けての早朝となりました。意識的に時間を短くしたのではなく、体力と気力の減退を感じてそうなったように思えます。

歩くことは、本来は「移動手段」であることに変わりはないものの、私にとって歩きは運動となっています。しかし歩いているといろいろな思考が沸いてきます。また周りの景色を見ることで季節を肌で感じることができてよいものです。今後も歩くことを通して、身体の維持を図りつつ、五感を感じることで次の意欲が沸いてくるようにしたいものです。                                以上

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時代が変わっても生きるメッセージ(5)

リーダーへの心得 (15)

※ 人間の老化とは、知力、体力よりも”感情の老化だ”。 (精神科医 和田 秀樹)

  • 読書によって知恵を養い、一筋縄ではいかない考え方をするようになることが、人生を豊かにする一つの道かと思う。            (阿川 弘之)
  • 「やらないよりやった方がいい、という考え方なので。失敗しても痛くもないし、失敗する権利だってあるでしょ」            (女優、映画監督 桃井かおり)

※ マーケティングとは、より多くの商品をより多くの人に利益の出る価格で確実に販売すること

  • 戦略的マーケターになる5つの能力   (日本能率協会 マーケティング推進部長 川崎 誠史)

・ 市場洞察力         市場の実態や変化の兆しを探り出す力

・ ユーザー理解力    ユーザーの行動変化を深く理解する力

・ 仮説創造力         市場と顧客の実態から仮説を生み出す力

・ 部門統合力         事業遂行に必要な経営資源を統合する力

・ 事業連結力         経営陣とともに他事業との相乗効果を生む力

 

※ 教育とは、好奇心を呼び覚まし、彼らが独自の好奇心を発達させることのできる手段を身に付けさせること。                              (バレンボイムとサイド「音楽と社会」)

  • 「チリのガイドのレベルの高さにも驚いた。英仏独スペイン語を話し礼儀正しく料理も上手。高所にも強く技術もある。植物、動物、地質に詳しく冗談も通じる。レストランでは料理に合わせてワインも選べ、砂の道の運転もうまい。その上、足も長く見た目にもいい。こんな男が日本にいるか?」 (登山家 田部井 淳子)

※ リーダーの仕事は「よりよい未来に向けて人々を一致団結させる」ことだ。それに対してマネジャーは「部下一人ひとりの特色を発見し、それを有効に活用すること」(マーカス・バッキンガム『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』日本経済新聞社)

  • 「利己主義は一切の徳の芽を枯らすが、個人主義はさしあたり、公的な徳の源を枯らす」                 (仏の政治思想家 A・トクヴィル)
  • 常識と非常識がぶつかったときに、イノベーションが産まれる。 (井深 大)
  • 「将来に不安を抱いている人は多いかもしれない。でも、将来の保証なんて、私の若いころも、今の時代もない。どんな時代も変化して崩れる。だけど、未来に向かい飛び出していける情熱を持つことが大事だ、と言いたいですね。 (歌手 加藤 登紀子)
    • 「会議室はマーケティング戦略などを練るところ。クリエーティブな発想は、お酒を交わしながら、ざっくばらんに話している方がアイデアが出るんです」  (アミューズ社長 松崎 澄夫)
  • ブランドとは、”かけがえのない、うれしさの源泉”ということ

   (丸の内ブランドフォーラム代表 片平 秀貴)

  • フェアプレイーはルールの中ではなく人間の心の中に住む  (ゴルフ評論家 金田 武明)

 

リーダーへの心得 (16)

※ 地図とは、情報の集積である。

  • 「情報は早いから価値がある。不完全な情報、予兆で先を読むことが勝負。データや資料がそろってから決めるのではない。ぱっとポイントで判断する」

   (富士フィルムホーディングス社長 古森 重隆)

  • 「視野の偏った人材を生み出していると、いずれは国力は衰退する」

   (工学院大学教授 畑村 洋太郎)

  • リーダーシップ=成功への決まった道がないときに、人間を効率的に先導し、指示する能力
  • システムとは、「衆に優れた力(パワー)に恵まれた人のためにあるのではなく、一般の人々の力に合致し、その人々の必要性までも満たすものでなければならない」 (塩野 七生)
  • 「人を育てるというのは教える側と教わる側の共同作業である」                                                   (広岡 達郎 『野球再生』集英社インターナショナル)
  • 成長の真の源は起業、創意、発明、勤労、節倹の力だ  (ミルトン・フリードマン)
  • やりがいや業績ももちろん大事だが、職場内や取引先とのコミニュケーションが上手く取れた上で成り立った仕事というものは大概が気持ちの良いものであるし、そういった環境作りの出来る人間は、大概仕事の出来る人間だ。            (脚本家 大森 美香)

 

  • 発想を持った人を見抜き、動かすこと。契約書や仕様書どおりでは満足できぬ人をひきつけ、引っ張っていくこと。それこそがリーダーの仕事だ。 (井深 大)
  • 「人生のすべては人々のために働く。それが神より与えられた使命である」

   (英国の歴史家 トーマス・カーライル)

  • 医学とは、患者を医やす学問という意味。
  • 「人間の目には盲点があることを誰でも知っている。 しかし、人類にも盲点があることは余り人は知らない」                        (中谷 宇吉郎)
  • 経営者の仕事 = 時代に歩調を合わせながら、時代に負けない自分だけの経営軸をどう作るか。

 

  • ソフトパワーとは、強制的な金銭釣な報酬ではなく、その国が持つ独自の魅力によって、自国が望んでいる結果を国際政治の場で得ることができる力を意味します。その国の政策が他国から見て正当なものであれば、ソフトパワーは増し、逆の場合は減退します。(米ハーバード大学教授 ジョセフ・ナイ)
  • 持続可能とは「将来世代の欲求を満たしつつ、現在世代の欲求も満たす」経済活動のこと

目に見える情報や出来事を追いかけることに追われているうちに、見えないものについて考えるゆとりがなくなった」 (小倉 孝誠 『身体の文化史』中央公論新社)

 

リーダーへの心得 (17)

※ 決算とは、企業が原則として一年間の期間を区切って、企業活動での収益と費用を計算し、経営成績や財務状況を明らかにする手続きです。

  • 圧倒的な努力をしてリスクを埋め、鮮やかに勝つ。 その積み重ねが全社のブランドになるんです。僕はそんなゲームをずっと続けてきました。  (幻冬舎社長 見城 徹)
  • 求める後継者像は

「予見力・構想力・実行力の3つの力がないとダメ。 とくに予見力。 メーカーは後追いで仕事をするようではダメだし、社会情勢を含めてすべては幅広く頭が整理されていないと社長はできません。現段階ですべてそろっていないとしても、そういう素地を持っているかどうか私なりに見極めたいと思っています」     (シャープ社長 町田勝彦)

  • 「冷蔵庫にあるものを、すてずに大事に始末できる人こそ、本当にデキる奥さん」  (和食の鉄人 道場 六三郎)
  • 病気とは、東洋医学でいう「万病一元、血液の乱れから生ず」の「血液の汚れ」を何とか浄化しようとしている反応である。 (石原 結實 『超健康法』 講談社)
  • コンピューターが意味のある言葉を発することができないのは、生活していないからだと思う。コンピューターは猫を抱いたことがないし、豆乳も牛乳も飲まないからね。(アーサー・ビナード、詩人)
  • 「組織が存在するのは、組織自身のためではない。企業をはじめとするあらゆる組織が、社会の機関である」 (P・ドラッカー)
  • ブランドとは、長い年月をかけて蓄積された「見えざる資産」の戦略的な価値
  • しかし組織にとって適切な人材とはなんだろう?

必ず80点が取れるバランスのいい人材がいいのか。ある科目は百点で、ある科目が零点の人材はなぜいけないのか。そうした人材が生き残っている方が組織は強くなるのではないか。                                             (江上 剛 『非情銀行』 新潮文庫)

  • 「よくできた社史は叡智のかたまり、(企業を超えて) 社会や世界を反映している   (作家 井上ひさし)
  • 文化力とは、人生を豊かにする力です。 (建築家 安藤 忠雄)
  • 余分と思われる手間やたたずまいなどを、ノイズだ、冗長だと切っていって日本的な文化の編集ができなくなっている。 (編集工学者、 松岡 正剛)
  • マネジメントは、目標達成や問題解決のために手順を組み、経営資源を配分すると同時に、人員を配置し、進捗を監督すること。上位に位置する人が下位に位置する人を権限で統率し、組織を統制していくこと
  • リーダーシップの本質は、「見えないもの」を見て、人を巻き込んで、自発的に動いてもらうということ。                     (『リーダーシップの旅』光文社新書)
  • FBIの基本方針 「偶然を信じるな、しかし偶然を無視するな」

 

リーダーへの心得 (18)

  • 良い職場とは、人が群れるのではなく、リーダーの元、強い個性の持ち主が集い、しのぎを削る「果し合い」のような場なのです。そして経験上、組織のなかで自らが中心人物となった際は誰よりも汗を流し、弱音をもらさず、自己犠牲をいとわぬことがチームの方向性を導きます。(水道橋 博士、漫才師)
  • 後輩女性には、「自分で自分の枠を作らないで」と伝えたい。嫌な仕事、自信のない仕事でもチャレンジしてみることで、必ず得るものがあると考えるからだ。「引き出しは多いほうがいい」。自身の実感でもある。                                         (アステラス製薬、社外取締役 江端 貴子)

※ 身だしなみ     「たしなみ」は、芸事などの心得のほか、心掛けや覚悟、慎みなどをいう。 「身だしなみ」となるともう少し自律的要素が入り、他人に不愉快を与えない服装や態度という意味になる。わが身のたしなみ。 つまり「節度だ」。

  • 才能は静けさの中で作られ、性格は世の中の激流の中で作られる。 (ゲーテ)

 

※ 国際競争力とは収益であり、収益率×世界シェアで得ることができる。

 

  • 企業家とは「新しいこと」をやりとげる人であり、特定の職業というよりむしろ人間のタイプである。                                                   (シュンペーター)
  • 食事というものは、家族の一体感を確認する行為である。

          (宮下 規久朗 「食べる西洋美術史」 光文社新書)

  • いいジャズミュージシャンとは? (ジャズピアニスト、ハンク・ジョーンズ88才)

「演奏のクオリティーと、プロとしての意識のあり方だね。例えば、身なりをきちんとすることだ」

※ リーダーへの第一歩

「魂のうるおい」を取り戻し、情報化を超える知性と知恵を鍛えること。

  • 「三百年の江戸の太平が都市部に暮らす長屋の住人にもたらした新しいライフスタイルは『三ない主義』といって、三つがない」 モノをできるだけ持たない。 出世しない。 悩まない。(漫画家、文筆家 杉浦 日向子)
  • R&D「マネジメント」の役割は

「発見された新たな価値観をすごいもの」だと見抜き、社内の大きな流れにのせるパワーを発揮すること                        (元花王 理事ヘアケア研究所長、 本間意富)

  • 「哲学とは、人間の経験と思考をめぐって、その可能性と限界を見さだめようとするものである。」                   (熊野 純彦 「西洋哲学史」 岩波新書)
  • 金にもならず地位向上にも役立たない。けれど土中の養分のように、長い年月をかけて人を育て、豊かにしてくれる友だち。一見、無駄なものほど人生には大切。 佐野洋子 「友だちは無駄である」、ちくま文庫)

※ 進歩というものは、当たり前とされていることに、いつも挑戦することだ。

 (注意:この資料は1990年代のものです)

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時代が変わっても生きるメッセージ(4)

リーダーへの心得 (13)

 

  • 革新は個性である。  (元花王 ヘアケア研究所長 本間意富)

組織ではなく、個人(リーダー)の強いオーナシップから生まれる。

※ 「場」とは、

共感と信頼にもとづく対話を通じて、新しい知が生み出される時空間である。

  • 創造とは、未来に向かって新しい命題を生み出すこと。(バレンボイム/サイード「音楽と社会」)
  • 「経営で一番大事なのは財務の理論などではなく、人間の感情だと思う」

    (セコム 取締役最高顧問 飯田 亮)

  • 「養生の第一は食物、それから、人間には楽観ということが必要である。 自ら求めて悲観しないこと、物事を苦にせざること、何事にあれ諦めて潔く断念すること、どんな難儀な事が起こっても、尽せるだけ尽くして、なに心配することはない、こうしておけばその内にどうにかなるだろうと考える。 (略) これが大切な養生である。  (三井物産をつくった益田 孝)
  • 「認識においては悲観主義者、意思においては楽観主義者であれ」     (グラムシ)
  • 楽しい職場を提供できる会社が、明日を変える。 (作家 高任 和夫)
  • ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない。  (寺山 修司)

 

  • 決算とは

ある一定の期間に会社がどれたけの利益を出したのか、それとも損失を出したのか、明確にするための計算だ。

  • 私の経営の基本は、基本と原則に沿った正しいことをシンプルにしつこくやる、ということ。(ブリヂストン社長 荒川 詔四)
  • マネジメントの目的は、経営者が従業員を引っ張り、利益を追求しいくこと。
    • 遠藤周作は煙草について「無駄にみえても、その無駄が人間のうえに大切なような楽しみなのである」と書く。 (「けむりの居場所」幻戯書房)
  • 「想像力は知識より重要」  (相対性理論のアルベルト・アインシュタイン)
  • 「短期的な利益は、しばしば長期的な悲劇を生む」

    (人類文明の危うさを説く化学者 ジャレド・ダイアモンド)

  • 人間は、なんと知ることの早く、おこなうことの遅い生き物だろう !

   (「ゲーテ格言集」 (新潮文庫))

※ 選ばれる企業とは、

一般的には顧客や地域社会などに信頼される企業を指すが、社員が誇りを持って働ける企業と考えている。社員に選ばれる企業ということだ。(一橋大学教授 伊藤 邦雄)

  • 「リーダーの心構え」

先見性を持って構想を練り、勇気を持って一歩を踏み出し、先頭に立って、持ちこたえることです。 (東北工業大学理事長兼学長 岩崎 俊一)

 

リーダーへの心得 (14)

  • 最もよく教育された者とは、人生のよいこと悪いことに最もよく耐えられる者だ。                              (ルソー 『エミール』 岩波文庫)
  • 「変化」とは「より本来の自分に向かって変化すること」であり、外見的には変化すると見えないことである。                           (吉田 健一 『変化』 青土社)

※ サイエンスとは、自然を理解する作業

※ テクノロジーとは、それをアーティストとして折り合わせる作業。

    (多田 富雄 『免疫の意味論』 青土社)

 

  • 教育とは、大人としての生活を立派におくれるように子供たちに準備させること。  (バレンボイム/サイード 『音楽と社会』 みすず書房)

※ コーチングとは、答えを押しつけず、質問を通じて相手自身に気づかせる技術。

  • 情報の真贋を見分けるのは、実はそれほど難しいことではない。本物の情報には本物でなければ出てこないような独特の雰囲気がある。

※ 「設計」とは特定の機能を発揮する「物事」を創造するプロセスである。

※ 在庫とは、販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金のこと。

  • 「実力以上の仕事をすることで人は成長するもの」

最高の業績という目的からみれば、一見無駄に見える人間のつながりを築く作業か、実は大きくものをいうチームワークのダイナミズム     (ヴーヴ・クリコ ジャパン社長 小山順子)

  • 「私は恐れるのだが、天上の神が喜んできくのは、バッハでなくて、たぶんモーツァルトの音楽だろう」                  (神学者 カール・バルト)
  • 音楽とは何か? それを知りたかったら、モーツァルトをきけばよい。

   (吉田 秀和 『モーツアルトを求めて』 白水Uブックス)

  • 「酒の値段ほど正直なものはないのであって、酒は、洋の東西を問わず、値段の高いものほど、必ずうまいものであって、間違いはないのだ」(小林 秀雄)
  • 即戦力とはすぐ結果を出すだけでなく、先を見据えた戦略を立てられることを意味する。(シャープ人事部長 深堀 昭吾)
  • インサイトとは、マーケットつまり顧客や流通に関するより本質的で深い洞察、知見のことを意味する。 (すなわちアクションにつながる情報ということ)
    • 「耳あるものは聞くべし。金ある者は使うべし」 (ゲーテ格言集 ・ 新潮文庫)

※ 優秀企業とは、資本コストを上回る付加価値を継続的に創出し続けている企業。

  • ファッションは異性を誘惑する技    (フランス文学が専門の愛知淑徳大学教授 山田登世子)
  • 「それなしでは生きていけないことを考えるのが哲学。」     (大阪大学副学長 鷲田清一)
  • 研究者という職業

研究者は、人のやらないことをやり、人の考えないことを考える、ということを目標とするかなり特殊な仕事である。  (酒井 邦嘉 『科学者という仕事』 中公新書)

(注意:この資料は1990年代のものです)

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病気での悩み、苦しみ

「病気での悩み、苦しみ」

2019/07/25

社会福祉士 北村弘之

私は後見人という仕事柄、この7年間で5人の方のお見送りをしました。

この6月には、18年間に及ぶ闘病生活(慢性閉塞性肺疾患COPD)であった61歳の男性の方をお見送りました。本人は亡くなる半年前から徐々に衰弱し、医師からは”いつ発作が起きるか分からない”ことを任意代理人として宣告を受けました。しかし、本人はまだ入院が続くと入院費がかさむことを心配するほど、自分の命がこれまでと同様、まだ続くと思っていました。亡くなる3か月前になると、これからの自分はどうなるのか不安でしかたがなかったのでしょう。急性期病院から療養型病院に転院後も、身体が思うようにならないいらだちを、医師や看護師にぶつける場面もありました。もちろん私にも愚痴をこぼしていましたが、できることはただ聴くことだけでした。そのような中、趣味の「鉄道」の話題になると、院内の施設担当者の男性と結構話をされたことを亡くなったあとに聞きました。多分、その時は自分の病気を忘れる唯一の救いの時間だったのでしょう。

「死」はだれでもが不安な人生最後の関門です。人間の命には限りがあり、生まれたからには必ず死を迎えることになります。理屈ではわかっていても自分事にできないのが人間です。あたりまえですね。死という経験を語れる人は誰もいないわけですから。

さて、当の本人の話題に戻りましょう。私は本人とは7年間、任意後見受任予定者(任意代理人)契約を結んでいました。判断能力は充分ありましたが、階段の上り下りおりするのも大変な息苦しさでしたので行動範囲は自分の部屋内だけでした。そのような環境ですので、私の役割は役所や銀行等への書類提出や、入院や通院の同行でした。そしてひとりでの生活ができなくなり、自宅から施設、そして病院への転居の支援が続きました。

本人は24時間の在宅酸素生活、そして限られた中での生活環境だったこともあったのでしょう。些細なことにも不満を持って過ごされていました。施設では、自分の思うようにならないことを、周りの職員やヘルパー、病院の看護師にあたることがよくありました。多分、「自分の心情」をもっと理解してくれというサインなのかも知れませんが、周りの人は「怒られている」と感じとっており、意思疎通はうまくとれませんでした。もっと、接し方を工夫していれば、お互いのストレスは少なくなったと思われます。このストレスは病気(COPD)の見えない部分に大いに影響していたことでしょう。

私は、本人と接した最初のころ、まず信頼関係を築くことにしました。本人が言い出してよいと思うような生活環境の話、母親のこと、趣味の鉄道のことが始まりだったように思えます。特に、鉄道のことは私も興味がありましたので、撮影した鉄道写真を見るだけで自慢話がでました。このようにして、月に数回訪問しましたが、いずれくるであろう「死」ということにはどうしても話をすることはできませんでした。ただ1回だけ母親の死が近いときに「遺影」の話をし、自分の遺影の写真を探しだし最後はそれを使うことができました。

亡くなる半年前に病状の苦しみから、”余命がどのくらいあるか医師に聞きたいなあ”と私に話がありました。すでに本人は病床で塞ぎこんでいたこともあり、そう言われたのでしょう。しかし、実現しませんでした。転院先の医師からも、明確な余命宣言はありませんでしたが、”この病状ではいつ何時、苦しくなってもおかしくはありません”と本人も私も聞かされていました。

18年間の療養生活でした。私が任意代理人を担当した頃から、呼吸器疾患と発熱で1年に数回計3か月の入院もあり、歳を追うごとにその回数は増えていきました。40度近くの発熱でもうろうとした状態の中、「何故自分がこのような目にあわなければならないのか、そして苦しまなければならないのか」と思ったことでしょう。幾度もの山を越えて、多少楽になり私が訪問すると冗談を言って笑顔が見えることもありました。これは安堵感からでしょう。

本人の苦しんでいるとき、また一時回復した際にも私は”聴き手”にまわるだけでした。欲しいものがあれば、買い物に一緒に同行するだけでした。本人は、人に言えない悩みや苦しみを言ってもわかってもらえない思いを私に言っていましたが、その私も充分に応えられずに過ぎ去ってしまったことが残念です。

最近、医師樋野興夫(順天堂医学部教授)の著「ガン哲学エッセンス」という本を読みました。長年の医師の仕事を通して、「人生とは何か」を語り続けた、いわば哲学者的になっている内容で大変読みやすい本です。その一節に、”名称に「哲学」とあるのは、対等な立場の人間同士が対話することによって、悩みの本質に迫り、解消の道を導きだすのが目的”とあります。大学病院では、「ガン哲学外来」を設けまたしが、医学的な診療ではなく、患者と医師との対話によって、いわば「言葉の処方箋」を患者やその家族に提供することで、ガンにまつわる様々な悩みを解消することを目指しているのです。まさに、京都の医師で故早川一光氏の「患者の思いに応えるには、医療だけでは充分でない、すべての人間学に応えるためには”総合人間学”が必要である」と同様なことを言われています。

また、夫の死をキッカケに、看護師から僧侶になった玉置妙憂(女性)は、著書「死に行く人の心に寄り添う」で次のようなこと述べています。「答えのないことを問われる時、そこは逃げ出さずに聴くことが大事です。答えはありませんから、聴くだけですが、それでいいのです。諭したり、ごまかしたりする必要はありません」 ここでいう、答えのないということは例えば「人はなぜ死ぬのだろうか」「どのくらい生きていられるだろうか」というものです。著書の中で、日本でも養成が始った”臨床宗教師”のあり方も提言されており、興味深いものです。

同様な存在として、「マギーズ東京」の共同代表で看護師の秋山正子さんがおられます。病院でも家でも話せないことを「マギーズ東京(豊洲)」では話せる環境作りにしているようです。ここのスタッフは話をするのではなく、聴きだす力が大切であると秋山さんは講演会で話されていました。

私は、社会福祉士として悩む人、言えない人、苦しんでいる人に接する際、その人に合った話し方を心掛け、よき聴き手となり、本人の力で悩みを解消できるよう、これからも寄り添っていきたいと考えております。

印刷の方は⇒   病気での悩み、苦しみ07202019(HP)

「がん」という病気が気になって読んだ本

4/30/2019

「がん」という病気が気になって読んだ本

社会福祉士 北村弘之

私の周りで、この数年間にがんに罹った親族や知人等が亡くなりました。

80歳後半で食道がんとなった叔母(91歳で死去)、乳がんに罹った従弟の娘さん(30歳で死去)、仕事仲間であった女性のがん(55歳死亡)、そして75歳で私が後見を担当している男性の前立腺がん(初期)と、相次いでがんという病気に襲われています。

がん検診技術が向上したことにも影響があるとおもいますが、現在では年間100万人にも及ぶ人が罹患している病気です。そして治療方法も格段に進歩していると聞いております。次の治療ステージは、「がんゲノム医療」ということで、これまでの症状別薬物治療ではなく、個人ごとの遺伝子を用いた治療方法ということです。ただ、この治療方法の実現には相当の時間がかかりそうです。

実は、私の父親も直腸がんでした。手術後は大腸の癒着が見られて大変だったようですが、ストーマを装着して15年ほど私たち家族と一緒に生活できたことは、我々家族にはよいものでした。

さて、私が後見受任しています75歳の方の前立腺がん診察等(2018年夏)にあたって、私は本人と大学病院に同行しました。医師とは症状や今後の検査方法、そして検査後の治療について説明を受けましたが、どうしても納得がいかなかったことがありました。それは、初期のがんであること、その上高齢で認知症の人だったからです。この人に「ホルモン療法」を実施するというのです。医師は言うのです。「発見したからには何らかの処置をしなければならない」と。生体検査まではしかたがないでしょうが、ホルモン療法によって、身体は太り、認知の程度が上がったように思えます。実際毎日面倒を見てくれている認知症のグループホームの職員もそのように見ています。一般的に前立腺がんは、初期の段階(12本の生検で1本に反応があった)では、そのまま治療しなくとも変化は少なく腫瘍マーカーで変化を見ていくようです。しかし、今回の治療は将来何が起こるかわからない予防線のためか、または高額な医療費請求のためかわかりませんが、医師でなくとも誰しも心配であれば「予防線」を張ることは十分考えられると思われます。

もちろん後見人として医療の継続・中止について、結論は出せませんので、結局は医師に任せる状態になっています。

そんなこともあり、「がん」について本を読み始めました。知り合いから紹介された医師『近藤誠』氏の本は、「がん治療」にとどまらず現在の病院経営・医薬品業界を痛烈に批評したものに思えました。その後次々と本を読み始めました。

・「最高の死に方と最悪の死に方」 —著:近藤誠

・「大往生したけりゃ医療とかかわるな」 —-著:中村仁

・「がん治療に放置された人、放置して生きのびた人」—著:近藤誠

・がんと向き合って生きていく—-著:佐々木常雄

・<いのち>とがん—–著:坂井律子

・書かずに死ねるか—-著:野上祐

・「やってはいけない健康診断」—-著:近藤誠、和田秀樹

・「医者の本音」—著:中山祐次郎

・「自分が高齢になること」—著:和田秀樹

「がん」という病気について書物で読んだ限りですが、国のがん対策基本法(2007年施行 その後改正)に基づいて、がん医療の病院間ネットワーク化、専門病院化(がん拠点病院)、そしてがん支援相談窓口の整備がされてきたことを知りました。しかし、罹患した本人の身体的、精神的な不安、そして将来の経済的な不安が大きくなることへの対応は、充分とは言えない状態にあることも分かりました。本人を取り巻く「家族」等への相談窓口の充実が必要と考えます。すでに、多くの方がこれらに対応していると思われますが、私も社会福祉士の一員として、「生活困難者」の相談支援と同様、患者から見た「がん支援」に取り組んでいく必要があるように思えました。

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各著書を読んで、実体験のない私が記憶に留めたいことは

・がん治療には「標準治療」が確立されていますが、選択肢は多岐にわたっているので、医師から十分な説明をもらうこと。

・医師(病院)によって治療方法は異なると考えるべき。慌てず、周囲の力を借り、セカンドオピニオンもよし。

・治療の選択肢、治療後の副作用について充分な理解を医療側から得て、自分なりに結論を出すこと。自分の人生は自分で決める。

・もし治療を行うにあたっても治療経験豊富な病院で行う(HPや医療相談室で確認する)。但し、「国立がんセンター」のように専門病院であっても、合併症を併発した際にはどうにもならず、転院となることがあることを認識すること。

・抗がん剤は猛毒であり、抗がん剤治療後に打ち勝つ精神力と体力が必要であること。

・転移が見られる場合は、抗がん剤治療となる。但し、副作用が大きいこともあり、医療側とよく相談する必要がある。周囲の考えを得て自分なりに「考える時間」が大切であること。

・抗がん剤、手術の後遺症や合併症についても、医師から情報を得ること。後遺症や合併症によって、予後に起こる副作用と、何もしない場合のことリスクを比較することも大切であること。

・がんは5~20年にかけて大きくなっており、発見されたとしても慌てない。しっかりと自分の今後の人生を見つめることが大切であること。

・がんは、「老化」によるものが原因のようです。つまり歳をとることにより、遺伝子の異常は必ず起こるものなので、高齢社会では必然なものと認識すること。

・医師の言う、がんに「効く」ということは、「がんが小さくなる」ということであって、「治る」ではないこと。

・本来の医療は、本来患者のもっている治癒力を助けることにあること。

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さて、ここからは印象のある本の紹介です

◇「最高の死に方と最悪の死に方」 —著:近藤誠

この著は、高齢になった際、無治療の方が長生きできるであろう人には「放置」を治療法の選択肢の一つとして提示したものである。近藤誠氏は、放射線治療医師と長年「がん患者」を診られており、現在の「抗がん剤」治療方法に大きな疑問を呈して活動している医師です。都内ではセカンドオピニオン「近藤誠クリニック」を開設し相談に乗っています。また、1996年「患者よがんと闘うな」を発行後、同類の著書を数多く発刊し、社会的な影響も多い医師の一人です。

一言で言えば、「がん検査はしなくてもよし、がんに罹っても抗がん剤治療をすると副作用は大変なので止めたほうがよい」です。

本を読んでいても、医師らしく説得力があり、日本独特の「人間ドック」の項目では、本当に人間ドックをしない方がよいのではなかろうかと思わせます。また血圧は年齢とともに上がるのは年を取れば当たり前。一律に血圧の範囲を超えたから薬を飲むのはおかしいとの指摘もあります。 私自身の病状に併せて考えてみると鋭い説得力があることに驚きを感じます。また、現在の医学の常識、医学者そして医薬品業界に対して宣戦しているように感ずる医師です。このような医師の存在があることで、人間の医療社会の真の発展はないのではないかと思われます。

◇「大往生したけりゃ医療とかかわるな」 —-著:中村仁一

著者は、外科医から老人ホームへの医療に関わった医師です。その経験をもとに、「死」というものを自然の循環と受け止めることが大切ではなかろうかと著しています。医療に過信せず、もっと自分の意思で生活(自立感)したほうがよいと言っているようです。

生まれてくるのも自然な恵みであり、死に行くのも自然な姿であることを言いたいと受け止めたい。

また、日本人は医師や医療に対して、「依存」しすぎていると記している。医師は絶対であり、全てがわかっている。そんなことはない。また、薬に頼りすぎている。本来人間が持っている治癒力を活かした病気対応方法があると。

さらに第三章では、医師として「がん治療と生活」について記されているのが印象深い。

2012年以来、再販を繰り返す本であり、一般人にとって読みやすく高齢期の医療についてのアドバイスは価値があるように思えました。

 ◇がんと向き合って生きていく—-著:佐々木常雄

この本は、がん治療をしてきた患者の実体験に併せて医学的な経過を事例紹介と説明している本です。

非常に懇切丁寧な説明に「最近のがん」に対する治療方法の変化に患者の不安が少なくなるような表現が多いと感じたのは私だけでしょうか?  がんに関する他書に見られる「抗がん剤」の重い副作用の状況の著書に中からは様子が見えないのは、患者視点よりも医師の視点でがん治療を見ていると感じました。医師ですので当然かもしれませんが。もう少し抗がん剤の副作用について言及している部分があったらと感じたものです。いい意味では、がん患者に「いろんな治療方法がありますから安心して治療に臨んでください」というメッセージが盛り込まれていると感じました。やさしい切り口での著書ですので、現在のがん治療を知る上では読みやすい著書です。

なお、佐々木医師は約50年間がん治療に携わり、駒込病院では日本初の「がん化学療法科」を開設しました。いわゆる、手術、放射線治療をできない患者に抗がん剤治療を行う専門科のパイオニアです。

◇<いのち>とがん—著:坂井律子

著者の坂井律子さんはNHKのデイレクターで、福祉・医療の番組制作に携わっていました。今回の出版は、本人ががんという病に罹り、その発症から闘病生活に至ることを、患者になって考えたことを著したものです。文面からは、自らが病気と闘ってきたこと、そして本人のガンに対しての好奇心がよく表れている著です。この著は医師とは異なり、患者の視点、そして本人の探求心が、一般人の読み手として「がん生活」というものがどのようなものかが非常によく理解できるものとなっています。多分、ご本人が今でも存命であれば、この好奇心、探求心が次なる「医療ドキュメント」として放送番組を提供できたのではないかと思った次第です。

□医師の本音—-著:中山祐次郎

若き医師(大腸がん専門医)が治療にあたる葛藤を記したものです。その中に、「がんを告知されたときにすべき3つの質問」というものがありますのでご紹介しておきます。

・そのがんの治療に慣れているか(1年で何人くらい担当しているか)

・どんな予定で検査や治療を進めるつもりか

・私や家族にできることは何か

この本は、医療業界の暴露本的な部分もありますが、素直に読めるものです。

□その他

多くの「がん」に関する著書が出ています。各部位別(例えば、大腸がん、胃がん・・・)の治療方法や副作用、費用がいくらかかるか、公的な補助(高額療養費)制度、治療中の食事レシピと多様な本があることを知りました。そして、医療界で研究中の「遺伝子治療」の本も情報は満載です。

以上

印刷される方は→ 「がん」という病気が気になって読んだ本

 

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時代が変わっても生きるメッセージ(3)

リーダーへの心得 (9)

  • 「才能とは、もっとも高く、もっとも広い意味においていえば、生きる力なのです」(ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジバコ』[新潮文庫])
  • 芸術というのは、

「芸術も経営も根は一つ。心を満たすために、価値を認めた人が対価を払う。自分の情感をほかの人と共有しようと、表現するのが芸術だと思うんですよ       (ドイツ演劇界で屈指の舞台美術家 ベルト・ノイマン)

  • 企業の社会的責任(CSR)の本質は、いかに本業に徹し消費者や社会に必要とされ続けるかだ。 (積水ハウス社長 和田 勇)
  • リーダーとは

豊かさの創造に挑戦し続ける人たち、またそうした生き方に共鳴し憧れを持つ人たち (川島 蓉子 「伊勢丹な人々」)

  • 先生というのは

出会う以前であれば、「偶然」と思えた出会いが、出会った後になったら「運命的必然」としか思えなくなるような人のことです。                        (内田 樹 『先生はえらい』[筑摩書房])

  • 育成とは、要するに既存商品の新しい魅力の発掘と売り方の開発である。(アサヒビール)
  • 「正義は大建築の全体を支持する主柱である。それが除去されるならば、人間社会の偉大で巨大な組織は、一瞬に崩壊してばらばらになるに違いない」   (アダム・スミス『道徳感情論』[岩波文庫])
  • ブランディングとは、強いアイデンティティを創造すること

(セルジオ・ジーマン『そんなマーケテイングならやめてしまえ』[ダイヤモンド社])

  • 「象徴的貧困」とは、

過剰な情報やイメージを消化しきれない人間が、貧しい判断力や想像力しか手にできなくなる状態をさすという。  (フランスの哲学者ベルナール・スティングレール)

  • ブランドとは常に一定の特徴、価値、サービスを売り手が買い手に提供することを約束するもの(フィリップ・コトラー)
  • 「社風」は企業のバランスシート(貸借対照表)にのらず、金額にも換算できない。そんな「見えざる資産」。
  • 「絵のモチーフといえば具体的な物にばかり光が当たるけれど、物が存在するには周囲の余った空間も同じくらい大切。不必要と思われているものが本当は大事だってこと、人生でもあるなあって」   (吉澤 美香 画家)
  • 創造性とは、今まで結びつくと考えられなかった事柄と事柄や、思想と思想を結びつけて成功することだ。  (アメリカの心理学者)

 

リーダーへの心得 (10)

  • 知られているものから知られていないものへと進むのでなければ、人は何事も学ぶことはできない。      (クロード・ベルナール 、生理学者)
  • 「もの造り」とは、人口物(設計されたもの)を通じて顧客を満足させる産業活動全体を指す。                                         (東京大学教授 藤本 隆宏)
  • 「勝ち残る企業」とは売り上げや利益の伸びが業界平均や競合他社より高く、右肩上がりが読めている。 顧客に評価され、感謝されている。 社員が金銭的、精神的な充実感を味わいながら仕事をしているという感じのピカピカ企業のこと。  (元ジョンソン・エンド・ジョンソン社長 新 将命)
  • 理論とは、

フィクションとしての仮説であり、それに賭けることでなければならない。そして、賭けるからには大胆に賭けなければならないのです。言い換えれば、スペキユラィブ(思弁的)な理論とは、理論的なスペキュレーション(投機)なんですね。                    (ジャン・ボードリャール、フランスの社会学者)

  • このころになると、「週刊朝日」には、ひとつの「型」ができあがった。雑誌の「型」というのは、不出来な部分があっても、大方の読者に損をしたと思われない安定感を意味する。

雑誌の種類を問わず、創刊編集長は、この「型」をつくるのに四苦八苦する。

扇谷の功績は、まったく前例のない週刊誌の「型」を創り出したことにある。

 (高橋 呉郎 『週刊誌風雲録』[文春新書])

  • 進歩というものは

当たり前とされていることに、いつも挑戦するということだ。  (バレンボイム/サイード 『音楽と社会』[みすず書房])

  • 戦術とは、それは一定の時間に敵より強くなる術なのだ。(トルストイ「戦争と平和」)
  • リストラとは、

「困難に直面している会社の組織を大幅に改造し、ふたたび利益を上げられるように変身させる」という意味       (岩井 克人 『会社はこれからどうなるのか』[平凡社])

  • ただ勝ちたい。だから鬼になる。欲深きは野球だけ。「不思議だよ」 (王 貞治)
  • 「数字に強くなければ生産性が上がらない」 (正垣 泰彦、サイゼリヤ社長)

(数字の起源は哲学。物を考える基礎訓練になり、あらゆる職業に役たつ素養といえる)

  • 「これからのリーダーには文化の香りが必要」 (ポリプロ取締役ファウンダー 堀威夫)
  • デジタルの未来は暗い

「小さい時からCDだけを聴いていると、デジタル的な音を本物の音と思い込みかねません。音楽の才能があっても聴覚が鍛えられず、才能が開花しないかもしれないのです。これでは偉大な芸術は生まれません。写真でも、デジタルカメラよりも銀塩フィルムで撮影したものに温かみがあり、ずっときれいですよ」  (日興コーディアルグループ会長 金子昌資)

リーダーへの心得 (11)

  • 「どうやったら明るくのびやかな気分をもって、勢いよいよくのびやかに生きられるか」を模索している方にお薦めの本が、幸田露伴の「努力論」(岩波文庫)です。
  • 会社とは、製品やサービスを生むばかりでなく、目に見えない「信用」をつくる場でもある。
  • 「100%を目指したのでは、1%がそこらのミスをする。120%の良品を目指せ」       (本田 宗一郎)
  • 経営とは、人が人を動かすということだと思います。    (ボーイング会長兼CEO、ジェームス・マソクナーニ)
    • 『お金がすべて』という人にはない品格が、寅さんにはある  (山田洋次)
    • 「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをおもしろく」 (井上 ひさし)
  • 企業価値とは、継続的に安定的なキャッシュを生み出す力である

                                                 (神戸大学教授 三品 和弘 「経営は十年にして成らず」)

  • 「時計の針を戻すのは無理だが、やはり理想はアマチュア精神」  (君原 健二)
  • 「経営者は、ブランド価値とは企業が消費者に提供する、あたり前の安全とクライシス時の対応が基本であることを再認識する必要がある」

(スカンジナビア航空 日本地区総支配人 アーランド・オルセン)

  • 知的資産

企業が保有するビジネスモデル、経営者や従業員の能力、特許などの知的財産、顧客との取引関係と言った無形資産の総称

  • 戦とは、不思議なものである。まず、勝敗が生きものだとしか思えない。 指揮官の性格や、その人生までが滲み出してくる。             (北方 謙三 「揚家将」 PHP文庫)
  • 「運命は勇者に微笑む」    (古代ローマの諺)
  • 大切なのは、答えのない人生を生き抜く力 –

※ 優秀なマネジャーとは、

部下一人ひとりの長所・欠点を正しく理解し、やる気の出るように助言できる人材だと思います。         (マイクロソフト日本法人 M・ローディング社長)

  • ルネサンスとは、

要するに、今でもイタリアの諸都市に満ち満ちているあのわき立つような生の喜びのこと—-今ここで自分が生きているということが本当に幸福に感じられる、そしてこの幸福を思い切り味わっているのだと心から思える、あの感覚のこと -—だと、私は思っている。 <岡田暁生 「西洋音楽史」 (中公新書)>

  • 「ゆっくり行く者は間違いなく行く。間違いなく行く者は、遠くへ行く」 (イタリアの諺)

 

リーダーへの心得 (12)

  • 「(仕事を選んだからには)勉強し、努力し、走らなければならない」  (羽生 善治)

※ 「学ぶ」ということは、ある種の知識や技術を、それを所有しているひとから、何らかの対価と引き換えに授与されること<内田 樹 「期間限定の思想」晶文社>

  • ビジョナリー・カンパニーが進化による進歩を促すにあたって学ぶべき教訓は以下の5点である (3M)
    1. 「試してみよう、なるべく早く」
    2. 誤りは必ずあることを認める
    3. 「小さな一歩を踏み出す」
    4. 「社員に必要なだけ自由を与えよう」
    5. 重要なのは仕組みである。

着実に時を刻む時計をつくるべきだ

  • 艶とは何か

計算できる結果につながらない身のこなしである。

ある人の言葉を借りれば、過程のなめらかさが艶ということになるだろう。

アウトとかセーフとか、そうした結果によって救われないグランド上の振舞い、それが艶である。                          <草野 進編 「プロ野球批評宣言」 新潮文庫>

  • 一流の人間とつき合っていくと人間は一流になる。 <秋山 駿 「信長発見」 朝日文庫>
  • 剛胆とは、

大きな危難に直面した時に襲われがちな胸騒ぎ、狼狽、恐怖などを寄せ付けない境地に達した桁はずれの精神力である       (「ラ・ロシユフコー箴言(しんげん)集」)

  • 経営者の仕事は、

マーケティングや財務などの様々な経営データを見ながら会社の舵をとることである。

※ 真のリーダーとは、「あの人と一緒に働きたい」と思われる人のこと

  • マネジメントの役割

一つに組織の使命を果たすこと、二つに働く人を生かすこと、三つには社会的責任を果たすこと。                                                  (ピーター・ドラッカー)

  • 「挑戦とは誰もができそうもないことに挑むこと」
  • 気概(Thymos)というのは、人間のパーソナリティの中で、自分自身に誇りを感じ、他人から価値ある存在として認められたいと望む部分を指す言葉です。     < (フランシス・フクヤマ 「歴史の終わり」 三笠書房) >

※ コア・コンピタンスとは、ほかの企業が容易に模倣できない独自の差異性を創造し、維持し、拡大していく能力のこと (岩井克人「会社はこれからどうなるか」)

(注意:この資料は1990年代ものです)

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しまなみ海道と伊予の旅

しまなみ海道と伊予の旅

                                       5/15/2019

北村社会福祉士事務所 代表 北村弘之

瀬戸内の島々、尾道(広島県)と今治(愛媛県)をつなぐ「しまなみ海道」と「伊予の国」を訪ねた旅行記をお届けします。 今回は、学生時代の先輩に46年ぶりにOB会でお会いしたのをきっかけに、先輩の住む松山迄足を延ばしました。

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時代が変わっても生きるメッセージ(2)

リーダーへの心得 (5)

  • 「ビジネスの目的は製品を作り出すことでなく、顧客を創造することにある」 (ピーター・F・ドラッカー)

※ 「開発」とは、「未来に向けて、新しい何かをきりひらくこと」あるいは「そのために実験、発見すること」である。

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ついに「緑内障」手術を受けることになった

4/18/2019

遂に「緑内障手術」を受けることになった

北村弘之

社会福祉士事務所

私は65歳。一般的なサラリーマンで言えば、定年後の雇用延長を終えている時期。10年前に独立した前後に視野が狭くなり、いずれは失明の危機にさらされる「緑内障」と診断されました。自覚症状はなく、40歳代以上の20人に一人は潜在的な病気と聞いて当時は驚いたものです。

診断される前の眼圧は一時的に高く、21(正常眼圧は10~20mmhg)でした。そのため「視野検査(欠損している部分がないか調べる)」をおこなった結果、一部に視野障害がみつかり、その後の治療として点薬による治療を10年近くおこなってきました。半年に一回程度の視野検査を踏まえ、点薬を替えたりしましたが、遂に2018年秋に各種の点薬剤の限界が宣告され、この4月に緑内症の手術(左眼のみ)に踏み切りました。

入院一週間前に術前検査を行い、手術当日は10時に入院。午後手術の予定でしたが、医師の都合で入院直後の11:30からとなり大慌て。病院の勝手もわからず、持参した薬の提出、着替え等の整理などを済ませて、いざ手術室です。どんな、手術でもここちよいものはないでしょうが、とりわけ「眼」の手術は、局部麻酔で、しかも光源が真上にあり、医師や看護師の会話が聴こえる不安なものでした。実は、すでに「眼の逆さまつげ」対応の手術を2回しており、最初の時の恐怖がいまだに残っているのです。そのような中で自分では気持ちは落ち着いていたと思われますが、妻によれば顔がこわばっていたそうです。手術時間は50分ほどでしたが、眼の上にあるもの(メスなど)がかすかに映り、まして医師団の声を聴きながらでしたので、手術中は手を強く握り締めており、それに気づくと手をほぐしている自分の様子がわかりました。

手術直後、「おつかれさん 無事終了です」と医師に言われてホットし、妻の待つ部屋に帰りました。その日、痛さとゴリゴリ感(縫った糸があたる)があったものの、疲労感が上回り昼食後は睡眠。そして夜間もぐっすりと眠ることができました。

部屋は4人部屋。結構症状の重い方ばかりで、殆ど一日中ベツト上のようでした。私は予定どおり、5泊6日の入院生活を過ごしました。毎日の検診は、土・日曜日もあり朝7時30分と夕方17時すぎです。大学病院ですので、若い医師による一次診断の他、教授による診断も何回かありました。このような長い入院生活はこれまでなかったのですが、夜間の看護師の働きぶり、そして医師の早朝、土、日の検診と改めて大変な仕事であり、やりがいのある仕事は雰囲気からも察することができました。それは義務感というより、やりがいのある仕事に従事している喜びであるように思えました。このようにして多くの患者を診ることで知見を増やし、受け持った患者の治療方法を左右する仕事になるのでしょう。やはり「場数(臨床)」の多さは診療方針を大きく左右すると思えた次第です。

私の社会福祉士としの相談業も場数が相談内容の引き出しを増やせますが、やり直しが効かないのは医療です。

入院生活は退屈なものと思い、「仕事」を持ち込んだのは正解でした。読み物と書き物に時間を使い、気を紛らわすことでよい時間を過ごせました。ただ、入院生活はこれで終わりにしたいものです。

ちなみに、私が手術した病院は東邦大学医療センター大橋病院でした。(都内目黒区)                             以上

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時代が変わっても生きるメッセージ(1)

リーダーへの心得 (1)

※生活態度 = 「生きる目標をどこに置くか、 毎日の生活のリズムをどのように設定するか、他人・社会との関わりはどう有るべきか、自分をどうやって磨き高め豊かにしていくか、などの基本的な問題について考えた上で過ごす毎日の生活のしかた」  (新明解国語辞典・第五版)

・ 上司の役割で一番大事なことは、「チームの構成員をエンカレッジ–勇気つげる、元気づけることです。それには全員がそこに向かっていけるような共通の目標を作る」ことですね。 (松下電器中村邦夫社長)

・ 経営幹部に求められることは、「自主的に考える」ということ。

・経営陣が考えた方針や戦略を、具体的に現場の社員に落としこむ力が弱まっている。(ブリヂストン 渡辺恵夫社長)

※学習とは 「自己啓発による精神の錬磨である」 (P.ドラッカー)

※トレーニングとは「若いときに苦手なことをいっぱいやることです」  (インデックス会長 落合正美)

・リーダーの最も大切な役割とは「進むべき方向をきっちり明示すること」だろう。「組織が常にいいリズムで回るように仕向けることこそリーダーの最大の仕事」だ。(アサヒビール 池田弘一社長)

・「右手にロジック、左手に仮説、胸に信念、心は浪花節、そして、執念の粘り腰」 = 上司のあり方  (ヤマハ発動機 梶川隆社長)

  • マーケテイングの役目は、「エンジニアの思いをお客さんに伝えること」

  (ソニースタイル・ジャパン 佐藤一雅社長)

・「ビジネスに関する感性とは何か」を考えると、僕は人を巻き込んでいく力だと思う。(藤巻幸男 福助社長)

・「ブランドは、マーケテイングの道具ではなく、利益ある成長のためにある」(カルロス・ゴーン)

・「好奇心の満足に従事する仕事」はいくらやってもいやにならない。 (タウシッグ 米国経済学者)

・上司の一番の役割は何か 「多少の独断と偏見があっても早く結論を出す」

・結論なき組織はメンバーがいかに優秀であっても動くことはできない。(キャノン販売 村瀬治男社長)

  • 「発明とは、驚きである」 (通信衛星の父 J・R・ピアース)

 

リーダーへの心得 (2)

※ イノベーション = その本意は文字通り「新しいやり方」であり、技術に限らず組織や販売など人間の活動全般にかかわるものである。  (高知工科大学副学長 水野博之)

  • 課長の仕事は何か

商品、技術など事業の「競争力を強化すること」に尽きる。  (HOYA CEO鈴木洋)

※ マネジャーとは自分が預かっているヒト、モノ、カネの経営資源を使って最大限の成果を引き出す人

リーダーとは、経営資源の中でもとくにヒトを活かせる人。目標に向かって部下をリードしていける人のことです。                 (オムロン社長 作田久男)

  • スーパーエリートの条件
  • リーダーシップ            (スピーチ力を含む指導力)
  • フェアネススピリッツ             (指導者としての公正な精神力)
  • ディシプリンとセルフコントロール  (規律に裏づけられた自己抑制力)
  • モラリティ (指導者としての確固たる倫理力)
  • ノブレス・オブ リージ            (社会奉仕精神)

(人材育成機構 取締役高橋鍵彌)

※ 「いいビジネスモデル」とは何か    (市川アソシエイツ代表 市川周)

お客から銭(マネー)がいきおいよくとんでくるビジネスモデルがいいモデルだ。

  • リーダーには二つの心構えが求められる          (米ゼネラル・エレクトリック会長 イメルト)

一つは断固たる勇気と変革を進んで起こす力。もう一つは将来を楽観視できることだ。

※ 「最強ブランド」の条件    (LVMHモエヘネシー・ルイウ゛イトン社長 ベルナール・アルノー)

・永続性 ・強力なキャッシューフロー(現金収支) ・安定成長

  • 「個人-己を述べることが、そのまま世界を語ることにつながる者、それが詩人というものだ」  (トーマス・マン)
  • 「大学というところは学問へのきっかけを作る場所である。少なくともその雰囲気に触れ、生半可な学問と真の学問との区別くらいを覚えるところである」 (北杜夫 「どくとるマンボウ青春記」)
  • 経営をよくするということは、バランスシートをよくすることなんです (キャノン社長 御手洗冨士夫)

※ 芸とは、「他人が簡単にできないことを、そつなく効率的にやって見せたり、他人がちょっと真似することのできない技を人前でやって見せたりするスマートなパフォーマンス」です。 (「新明解国語辞典」 (第六版))

※ 医学とは、「患者を医やす学問」と言う意味

 

リーダーへの心得 (3)

  • 「死とは、モーツァルトを聴けなくなることだ」  (アルバート・アインシュタイン)

※ 学ぶとは、教わることではない。対象物からその本質を、自らの能力をもって学び取ることである。 教師が伝授可能なのは知識だけで、そこから何ものかを創造する責任は、師匠の教えを消化し、血肉と化してそれを使う弟子の側にある。      (中野 雄「モーツァルト 天才の秘密」 文春新書)

※ マネジャーに求められるのは

「より大きな組織」を動かすことよりも、異なる環境のなかで、さまざまな課題を解決する能力です。 ロレアルのマネジャーの最大のモチベーションは、「次の課題です。 次にどんな面白い仕事ができるか」、これにつきます。       (日本ロレアル社長 J.ザムザイル)」

※ マネジャーに求められるのは

膨大なデータをもとに戦略を考えて迅速に意思決定を行う能力です。 (デル日本法人社長 浜田宏)

・ 実業とは何かというと、お客様をハッピーにすること。

 

・ 人間が精神的に健康である条件

・ 自分を客観的に眺められる能力

・ 物事を保留(ペンディング)しておける能力

・ 秘密を持てる能力

・ 物事には別解があり得ると考える柔軟性   (春日武彦 精神科医)

※ 教養の原点とは

人間としての「分を弁(わきま)える」こと。 教養は一部のエリートの独占するものでなく、「人とのかかわりの中で生きる際に最低限必要なモラルとして、社会全体に広がるべき」だ。 (村上陽一郎 「やりなおし教養講座」NTT出版)

  • 「以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」  (羽生 善治「決断力」)
  • 帝国ホテルの管理職に求められる能力の第一は、部下を心底ハッピーにする能力なのです。 企業理念というミッションを、パッションを持って臨機応変に表現できる管理職こそ、帝国ホテルが理想とする管理職像なのです。  (帝国ホテル社長 小林 哲也)

※ マネジメントは、人にかかわることである。  (P.F ドラッカー)

※ トップとしての役割は

「企業の戦略とビジョンがしっかりしているか見極めること」   (エルメス共同CEO パトリック・トマ)

亡国の悲劇とは人材がいないがゆえの悲劇ではなく、人材を活用するメカニズムが機能しなくなるかゆえの悲劇である。   (塩野七生)

リーダーへの心得 (4)

※ ビジネスとは

顧客に価値を提供し、その対価を得ることである (相手のメリットを考えることが「商売の基本」である)

  • 管理職というレベルで考えると

「部下の能力を見極めたうえで、やる気を引き出し、自由闊達で活力ある組織がつくれる人」が理想です。(高島屋社長 鈴木 弘治)

  • リーダーにとって必要なことをもうひとつ。それはつねに健全な危機感を持つということです。(シャープ社長 町田 勝彦)

※ コーチング

語源は馬車。部下のやる気と能力を引き出すコミュニケーション術である。

  • 歴史認識とは

自己認識であり、「われわれはどこから来たのか、今どこにいるのか、これからどこに行くのか」を問うことだ  (中村 政則『戦後史』岩波新書)

※ 経営能力とは

入りと出の辻褄を合わせることである。社員側や取引先の都合で数字が叶わない場合にも、合法な総てのことをして不足分を掻き集めて、平然としていられる力。それ以外ではない。   (日垣 隆)

  • 決してうつむいてはいけない  (ヘレンケラー)

※ 優れたリーダーの条件は

いっけん矛盾する二つの要求を同時に満たすこと(米経営学者 ジム・コリンズ)

  • すぐれた経営者が育つのは「上司と部下の間柄というよりは、むしろ師弟の関係」からである。

(三品和弘編著 『経営は十年にして成らず』東洋経済新報社)

  • 「リーダーと普通の人たちの差は一定である。リーダーの仕事ぶりが高ければ他の仕事ぶりも高くなる」  (P.F.ドラッカー)
  • 「原因というのはうまくゆかないもののことである」  (ラカン)
  • 健全な人というのは、

「自分の世界が広がってゆく人」       (内田 樹 神戸女子学院大学教授)

  • 芸術家は、ステージで己れの芸を披露し、金と時間を費やしてそれを鑑賞しようとする観客の、批判と共感を糧として成長する。  (中野雄 著 『モーツァルト 天才の秘密』文春新書)

※  CIOの役割とは

どうやってIT(情報技術)で企業経営を支援するか、どうすれば業績拡大にITが貢献できるかに責任を持つ経営職と定義できる。    (ガードナージャパン グループ バイスプレジデント 山野井 聡)

  • 意欲は、ほとんどの場合、単なる才能に勝る

(ロッキード・マーティン元会長兼CEO ノーマン・R・オーガスティング)

(注意:この資料は1990年代のものです)

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