令和元年 年の瀬に思うこと

令和元年 年の瀬に思うこと

北村弘之

社会福祉士事務所

昭和生まれの私にとって、令和の時代を迎え3時代を迎えることになりました。大正生まれの亡き父親が存命していれば4時代を過ごしたことになりました。

そんな我が家に、この令和元年に孫娘が誕生したことはこの上もない喜びでした。ちなみに我が息子は平成元年生まれで、同じ年の嫁との間に生まれたので元年生まれが家族で3名になりました。

さて、そのような年の締めくくりに最近感じたことを記してみました。

 

◇身体をいたわることを覚えた一年

歳を重ねれば重ねるほど、無理ができなくなったことを実感することが多くなりました。特に65歳を過ぎた昨年あたりからです。社会では雇用延長という風潮がありますが、政府方針は年金財源の補填を考慮して雇用の延長を考えていますが、人それぞれにはその人の過ごし方や病気などで身体機能の制限があったりして、一概に法律で規定するのはどうかと思います。私はやはり定年を延長するにしても、毎日の勤務だけでなく、人生の余暇を楽しむことが「今を活かされている」ことにつながるのではないか思っています。

今の私の生活は、毎日何らかの仕事はあるものの、自分の意思でやっていること、そして時間の使い方は自分の都合に合わせていることで、充実した日々を過ごすことが出来ています。

 

しかし、ここ数年の身体能力の衰えは否定できません。そこで始めたのが「気功」です。近くの大学の生涯学習センターで仲間10名、中国人講師に習っています。すでに3年が経過しました。気功はなんと言っても、ゆっくりとした運動で身体能力を養うことにあります。呼吸法と併せており、終了後はほどよい疲れから昼寝となることが多いです。 気功は意識して姿勢を整える「調身」、呼吸をコントロールする「調息」、調身と消息を通して心を整える「調心」からなり、お陰様で日常生活のバランスがとれているのか思います。

また、首筋が疲れたこともあり、昨年末から柔道整復師によるマッサージを定期的に受けています。最初の1か月間は集中的に身体をほぐしてもらっている際には身体が凝り固まっているのでマッサージされると「痛い、痛い」と悲鳴をあげていましたが、現在はストレッチを自分でおこなうことで体調を自分で維持できるようになりました。

人間の身体は、無理をするとどこかに痛みや精神的な不安が発生するものです。適度なストレスと付き合いながら、身体をいたわることが大切と感じた令和元年でした。               以上

 

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